登山靴2006/05/21 13:28

新旧登山靴
新しく登山靴を買ったが、別に今までの登山靴が傷んだからではない。もう30数年使っているが、至極調子は良い。ただ、昨年娘と立山に登った際、娘に遅れをとってしまったことから、軽い登山靴に変える気になった。

上の写真は新旧登山靴、古いのは1,240gx2、これに対し、新しいのは540gx2、半分以下である。今まで、両足に1.2kg強の重りをくくりつけていたようなものだから、早くは歩けないのも当たり前だったか。
新しい登山靴は、Coleman製のゴアテックス防水である。踝あたりの作りがチャチでそのままでは痛くなるので、靴下を折り返して踝を保護しなければならないが、作りはしっかりしている。剥がれやすい靴底をカバーするよう前後の部分は上まで靴底のゴムを伸ばしてカバーしているし、靴紐を掛ける部分も、補強された皮にしっかり固定された金具である。
ただ、不安な所が無い訳ではない、靴底がVibramで無いことだ。Vibram底の靴は、やはり重たい。それに加えて、糸で縫いつける昔の登山靴と異なり、接着剤で貼っただけである、それでは剥がれてしまう。そんな理由からVibram底を諦めたのだが、Vibram底のあの岩肌とのなじみは捨てがたい。

新しい靴の箱を良く見ると、「濡れた岩は滑るので注意」と書いてある。世の中、なかなか上手くはゆかない。