二子山遠望2009/11/07 10:45

晴天の元に遠望する二子山
実は、11月2日には、二子山に登る予定であった。

神流川から八丁峠を経て二子山登山口まで入ったのだが、その頃から霧と雨が本格化してきた。
二子山は知る人ぞ知る岩峰、ホールドには困らないとか聞くが、雨に打たれた岩は滑りやすい、視界もきかず位地が判りづらい。これでは眺望も望めず、下手をすると滑落しかねないと皆で判断、又の機会にすることにした。

翌日の、晴天の元に遠望する二子山は、我々を誘って止まない。

雪と紅葉2009/11/07 10:29

日差しを浴びた、馬道沿いの紅葉
今回の山行きは、もちろん紅葉狩りを兼ねたものだった。

前日、中津川の支流、神流川から八丁峠を経て上野村、そして野栗沢すりばち荘に入ったのだが、
神流川から八丁峠にかけての道は、澄んだ水が飛沫をあげる渓流、至る所の大きな露岩、それらを彩る紅葉は「見事!」としか言いようがなかった。生憎の雨にもかかわらず、けっこうな台数の車が走り、カメラを持って歩く人もそこそこにいて、紅葉を楽しんでいた。

翌日の帳付山登山では、雪と強い日差しに紅葉がとても良く映えた。

麓で出会った子イノシシ2009/11/07 10:17

遭遇した野生の子イノシシ
車を置いて天丸橋に向かって歩き始めて間もなく、可愛い子イノシシと遭遇した。
我々の先に道に沿って走ってから、数m離れたあたりでしばらくじっとしている、しっかり写真を撮らせてもらった。

11月15日から狩猟解禁と聞いた、写真を撮られるくらいだから警戒心も薄く、まっさきに狩られそう。
昨晩すりばち荘で、舌鼓を打ったぼたん鍋が頭を過ぎった。

帳付山への道2009/11/07 09:59

岩だらけ、踏跡に近い帳付山への道
それとは対照的な帳付山への道、
岩峰をまく急峻な斜面をトラバースし、岩をよじ登り、痩せ尾根を渡って、雪を纏った尾根沿いをたどらねばならない。

踏み分け道に近く至る所でルートファインディング、あちこちに断崖が切れていてまるでブービートラップ、滑ったり転んだり踏み外したりすると大怪我は免れない。

途中一度だけ、朝早くに登り始めたという単独行のベテランと会ったが、踏まれたばかりの熊の足跡があったとか。

雪の秋山を堪能した馬道2009/11/07 08:57

雪と紅葉の馬道
秩父~上州をつなぎ、昔は馬に荷を乗せて越したという馬道、紅葉が美しいゆったりとした道。
すりばち荘のおやじさん達の努力で、とても良く整備されている。

西上州の秘峰、帳付山2009/11/07 06:48

手前の岩峰から見る帳付山
11月3日、いつもの3名で車で、帳付山1619mに登ってきた。その名を知る人はおそらく西上州のマニア、秘峰である。

前日、すりばち荘に泊まり、おやじさんに色々と教えてもらった。前日の雨が上がって快晴、冷え込んで車のガラスは氷結。はやる心を抑えて朝食を摂り、ゆっくり8時半に出発した。
林道工事中ということで、おやじさんの言いつけに従って、「全車両乗り入れ禁止」の看板のある広い山側路肩に車を置いて出発した。天丸橋の駐車場まで約2km、そこから更に2kmほど工事中の林道を歩いて、登山口の社壇乗越に着いた。

平坦で巾のゆったりした馬道を、鮮やかな紅葉や雪上の落ち葉を楽しみながら延々と歩き、馬道のコルに出た。それからが一挙にか細い踏み分け道。何度かルートを探しながら2時間近く、無事帳付山山頂に着くことができた。
西側の断崖に立つと、澄んだ晴天の元、どこまでも山々が広がっていた。
帰路は、おとなしく往路をだどった。

  08:30 車を置いて出発
  09:00 天丸橋の駐車場
  09:40 社壇乗越、馬道登山口
  11:00 馬道のコル
  12:50~13:20 帳付山山頂
  14:45 馬道のコル
  16:00 社壇乗越、馬道登山口
  16:30 天丸橋の駐車場

馬道を登り始めると直ぐ、数㎝の雪に覆われた世界であった、風が吹く度梢から粉雪が舞い落ちる。空気は冷えて澄み渡り、青い空遙か彼方まで山々が見渡せる、最高の山行であった。
途中、雪に足をとられて4度ほど滑ってしまった。同行の2人は一度も無かった、大いに反省。

やどりき水源林2009/10/18 07:01

水源林にある建物
車を置かせてもらったやどりき水源林、様々なスポンサーからの資金でとてもよく整備されていて、驚いた。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sinrin/seicho-no-mori/yadorikinai-map.pdf

昨日はたまたまイベントとかで、着いた時はボランティアらしい方々が準備の真っ盛りであった。山から帰着した時は大型貸切バスや人々が大勢いた。
水源林というより、良く整備された森林公園と言ったほうがふさわしいかもしれない。
奥多摩では、税金をたっぷりつぎ込んだと思える水源林管理に驚いた。けれども、神奈川県のスポンサーから資金を募っての整備は、資金を出す側の森林への関心をかきたてて、望ましいことだと思う。

丹沢雨山峠から鍋割山2009/10/18 06:20

丹沢雨山峠から鍋割山の鎖場
昨日急に思い立って、丹沢に登ってきた。
家を出るのが遅かったので、気になっていた近い鍋割山を選び、やどりき水源林のための駐車場脇に車を置かせてもらって鍋割山を一周した。

09:30 駐車場出発
11:00 雨山峠
11:50 鍋割峠
12:10 鍋割山山頂 1272.5m
12:45 後沢乗越
13:05 栗ノ木洞 908.3m
13:35 櫟山を経て林道
14:15 駐車場帰着

晴天を期待したのだがあいにく曇り空、それでも何とか遠くの山まで看ることが出来、色付き始めた秋山を堪能することが出来た。
道は過剰なくらいよく整備されていて、鍋割山から先は、上り下りの登山者も多かった。
特筆すべきは雨山峠への詰めと、雨山峠から鍋割山にかけての稜線。
雨山峠への詰めでは、胡麻塩花崗岩が沢でえぐられたU字回廊を登る登山道となっていた。
また、雨山峠から鍋割山にかけては痩せ尾根が続き、何カ所か岩場もあって楽しませてくれた。踏み跡はあるもののもう秋、落ち葉ですっかり覆われていて、幾重にも重なる山々、深山幽谷の奥深い山峡に、心身が洗われた。

鴨のエッチ2009/10/17 07:05

下の雄鴨の下、水の中に
あれよあれよ、何と鴨のワンカップルがエッチを始めた。
雌鴨は、雄に乗られて完全に潜水、大変だなあ。

何と言っても鴨の群れ2009/10/17 07:03

鴨の群れ
鴨の群れが楽しそうで賑やか、何と4番もいる。