ひなげし、雛罌粟、ポピー、やはりコクリコ2006/05/24 22:22

小学校の柵に咲くコクリコ
今の季節、道のそこここにコクリコの花が揺れている。写真は近くの小学校の柵、こぼれるように咲くコクリコは見事という他ない。
この花、和名はひなげし、漢字で雛罌粟、英語でポピー。
でも、わたしにとって、これは仏名のコクリコ以外には考えられない。この花を見ると、どうしてもモネの絵の中に咲き乱れる姿を連想してしまうから。
若い頃、絵を見て、「へーっ、フランスではケシの花が雑草として生えているんだ」と、感心したものだから。

でも、数年前からか、このあたりでは、普通に道端に見かけるようになり、あっという間に凄く増えた。
今年、とうとう我が家の庭にも何本か出現した。
どうしようか悩んだあげく、抜いた。

小学校の柵に咲くコクリコ、たぶん誰かが、道端の種を摘んで蒔いたに違いない、と思っている。

コメント

_ 柏  十余二(かしわ とよじ) ― 2006/11/29 12:50

コクリコの記事に偶然辿りつきました。パリと与謝野晶子よき時代に戻らせていただきました。

_ Tom ― 2006/11/30 23:16

花、花の名、人それぞれに忘れがたい記憶に彩られていることを強く想います。

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