POV-Ray 3.7 beta 37a ― 2010/06/22 23:11

私が愛用している3D-CGソフトPOV-Rayに、3.7 betaが提供されている。解説を読むとマルチCPUないしマルチコア対応とある。
http://www.povray.org/beta/
そこで、さっそくダウンロードして走らせてみた。
早い!私のモバイルパソコンはCeleron Dual-Core SU2300 1.2GHz / Windows 7 32bitなのだが、 CPUメータをみると、CPU使用率がPOV-Ray 3.6では40%程度であったのに対し、100%に張り付いてレンダリングしてくれる。
レンダリングのやりかたもかなり変わって、ボンボンとブロックでレンダリング結果が表示されてゆく、時間のかかるところは表示が遅れるのも従来と異なる。
家にある、Core i3 330M 2.13GHz / Windows 7 64bitマシンではどのくらい高速化するか、ニンマリほくそ笑んでしまった。
http://www.povray.org/beta/
そこで、さっそくダウンロードして走らせてみた。
早い!私のモバイルパソコンはCeleron Dual-Core SU2300 1.2GHz / Windows 7 32bitなのだが、 CPUメータをみると、CPU使用率がPOV-Ray 3.6では40%程度であったのに対し、100%に張り付いてレンダリングしてくれる。
レンダリングのやりかたもかなり変わって、ボンボンとブロックでレンダリング結果が表示されてゆく、時間のかかるところは表示が遅れるのも従来と異なる。
家にある、Core i3 330M 2.13GHz / Windows 7 64bitマシンではどのくらい高速化するか、ニンマリほくそ笑んでしまった。
湘南の一等三角点 ― 2009/01/03 16:00

高来神社から湘南平までの登りは、なだらかな道の中に急坂あり痩せ尾根ありで、木の間越しに相模灘や富士山大山を望み、自然林も美しく、なかなか楽しめる。
途中、浅間山というピークがあって、湘南平の向こうに箱根や丹沢山塊を従える見事な富士を眺めることが出来る。
浅間社(せんげんやしろ)があるというので行ってみると、並んで一等三角点があった。
今まで知らなかったその存在、神奈川県に8つあるとかの一つ、湘南の中心に位地する181.2mの一等三角点、ちょっとお年玉をもらって得した気分になった。
途中、浅間山というピークがあって、湘南平の向こうに箱根や丹沢山塊を従える見事な富士を眺めることが出来る。
浅間社(せんげんやしろ)があるというので行ってみると、並んで一等三角点があった。
今まで知らなかったその存在、神奈川県に8つあるとかの一つ、湘南の中心に位地する181.2mの一等三角点、ちょっとお年玉をもらって得した気分になった。
新しいザックは快適だあ ― 2008/11/11 06:36

金峰山と瑞牆山の山行き、何故変な時間帯に登ったかというと、実は新しいザックの試運転であった。
この夏に千丈と北に登った際、テントのために30数年前のザックを引っ張り出して背負って行ったが、両俣小屋のお兄さんに「クラシックなザックですね」と言われ、3kgと重かったし、思い切って新調した。
エバニューのベトナム製、好日山荘で8,000円切って1.5kgと軽いのを見つけて衝動買いした、大きさ50リットル。
使い勝手はすこぶる良い、さすが新しいザック、何よりも軽くて良い。
幕営で余裕をもって15kgを割ることができるし、背中で安定してくれる。
両サイドにテントをくくりつけたり、サブザックをぶら下げたりも出来る、無駄なごてごてしたサブポケットが無いのも気に入った。
この夏に千丈と北に登った際、テントのために30数年前のザックを引っ張り出して背負って行ったが、両俣小屋のお兄さんに「クラシックなザックですね」と言われ、3kgと重かったし、思い切って新調した。
エバニューのベトナム製、好日山荘で8,000円切って1.5kgと軽いのを見つけて衝動買いした、大きさ50リットル。
使い勝手はすこぶる良い、さすが新しいザック、何よりも軽くて良い。
幕営で余裕をもって15kgを割ることができるし、背中で安定してくれる。
両サイドにテントをくくりつけたり、サブザックをぶら下げたりも出来る、無駄なごてごてしたサブポケットが無いのも気に入った。
ハイブリッド車、電気自動車のリチウム電池に警鐘 ― 2008/06/17 22:22
このところぐんぐんガソリンの価格が高騰、ためにハイブリッド車が脚光を浴びている。燃比が良くて少ないガソリンで済み、経済的に助かり同時に地球温暖化を加速させるCO2排出量も削減できる、いいことずくめである。
でも、そのための電池が衝撃で炎を上げる代物となれば、話は違う。
雑誌「都市清掃」5月号を読んで驚いた。「リチウム電池は、ボタン電池でさえ、機械的に破損しただけで大きく炎を上げて燃える」ことを実験して確認したという。電池の残量に関係なく、有機溶媒である内部電解液が電池破損による火花で燃えだし、それが金属リチウムを着火する。金属リチウムは大きな炎を上げて燃えるのである。
考えてみると、リチウムは人間がエネルギーを使って無理に作り出した金属なのだ。周期律表から言って、ナトリウムやカリウムより強力なアルカリ金属、当然空気中で燃え始め、その燃焼熱で溶けて飛び散りながら激しく燃え盛る。しかもそれは、水と激しく反応して強烈な強アルカリとなる、浴びたら人の眼や皮膚はひとたまりもない。
そういえば、ソニー製のノートパソコン電池が炎上し全世界で回収という騒ぎがあったが、それはリチウム電池だった。
そんなリチウム電池が車に積載されたらどうだろう。
ちょっとした事故でも、衝撃で搭載していたリチウム電池に火が着くと、たちまちの内に車がリチウムの炎に包まれ、搭乗者は助かったとしても高温のアルカリや溶融リチウム金属を浴びて悲惨なことになってしまうのでは?
不思議なことに、そんな悪夢ともいえる可能性について、今まで耳にしたことがない、いったいどうなっているのだろう。
リチウム電池はメモリー効果が無く、軽く、大容量蓄電が可能だと言う。既に一部のハイブリッド車や試作電気自動車に搭載されていると聞く。自動車用リチウム電池の工場が建設されているとも聞く。
それなのに、車搭載リチウム電池の炎上溶融の危険性について、マスコミやメーカー、学者先生方達は口をつぐんでいる。
ちなみにトヨタプリウスはニッケル水素電池だそうである、納得できない口実みたいな理由でリチウム電池は採用されていない。まだ、リチウム電池の安全性は確立されていないと判断せざるを得ない。車に乗る際には、リチウム電池搭載で無いことを確認しなくては。
「リチウム電池が改善されたので、壊れても絶対に火を出さない」とかいう宣伝が流れ始めたらこんな心配は不要なのだけれど、まだとうてい愛する人をリチウム電池搭載の車には乗せられない。
追記:リチウム電池を燃やす実験の報告がインターネットにいくつかあった。それらは「燃える」といった生やさしいものではない。内部の圧力が高まると外皮が外れて吹き飛び、中身が一挙に噴出し瞬間に爆燃する。まさに炎がボンと炸裂するようである。
一方、NEDOでは、有機溶媒の代わりに個体電解質を使ったリチウム電池が開発されたとか。そうであれば、燃えるのは金属リチウムのみとなり、かなりおだやかなものとなりそう。今後を見守りたい。
でも、そのための電池が衝撃で炎を上げる代物となれば、話は違う。
雑誌「都市清掃」5月号を読んで驚いた。「リチウム電池は、ボタン電池でさえ、機械的に破損しただけで大きく炎を上げて燃える」ことを実験して確認したという。電池の残量に関係なく、有機溶媒である内部電解液が電池破損による火花で燃えだし、それが金属リチウムを着火する。金属リチウムは大きな炎を上げて燃えるのである。
考えてみると、リチウムは人間がエネルギーを使って無理に作り出した金属なのだ。周期律表から言って、ナトリウムやカリウムより強力なアルカリ金属、当然空気中で燃え始め、その燃焼熱で溶けて飛び散りながら激しく燃え盛る。しかもそれは、水と激しく反応して強烈な強アルカリとなる、浴びたら人の眼や皮膚はひとたまりもない。
そういえば、ソニー製のノートパソコン電池が炎上し全世界で回収という騒ぎがあったが、それはリチウム電池だった。
そんなリチウム電池が車に積載されたらどうだろう。
ちょっとした事故でも、衝撃で搭載していたリチウム電池に火が着くと、たちまちの内に車がリチウムの炎に包まれ、搭乗者は助かったとしても高温のアルカリや溶融リチウム金属を浴びて悲惨なことになってしまうのでは?
不思議なことに、そんな悪夢ともいえる可能性について、今まで耳にしたことがない、いったいどうなっているのだろう。
リチウム電池はメモリー効果が無く、軽く、大容量蓄電が可能だと言う。既に一部のハイブリッド車や試作電気自動車に搭載されていると聞く。自動車用リチウム電池の工場が建設されているとも聞く。
それなのに、車搭載リチウム電池の炎上溶融の危険性について、マスコミやメーカー、学者先生方達は口をつぐんでいる。
ちなみにトヨタプリウスはニッケル水素電池だそうである、納得できない口実みたいな理由でリチウム電池は採用されていない。まだ、リチウム電池の安全性は確立されていないと判断せざるを得ない。車に乗る際には、リチウム電池搭載で無いことを確認しなくては。
「リチウム電池が改善されたので、壊れても絶対に火を出さない」とかいう宣伝が流れ始めたらこんな心配は不要なのだけれど、まだとうてい愛する人をリチウム電池搭載の車には乗せられない。
追記:リチウム電池を燃やす実験の報告がインターネットにいくつかあった。それらは「燃える」といった生やさしいものではない。内部の圧力が高まると外皮が外れて吹き飛び、中身が一挙に噴出し瞬間に爆燃する。まさに炎がボンと炸裂するようである。
一方、NEDOでは、有機溶媒の代わりに個体電解質を使ったリチウム電池が開発されたとか。そうであれば、燃えるのは金属リチウムのみとなり、かなりおだやかなものとなりそう。今後を見守りたい。
Ubuntu LinuxによるPOV-Ray ― 2008/02/18 00:49
Ubuntu Linuxでは、POV-Ray本部からダウンロードしたパッケージのインストーラではインストールできず、いろいろ自分でやってもだめだった。
そこでインターネット検索し、Ubuntu日本語フォーラムを見つけ、無事インストールできた。
http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=624
要は、馬鹿チョンでプログラムインストールができるよう「Synaptic パッケージマネージャ」なるものが用意されていて、それを使えばPOV-Rayは半自動的にインストールできる。
メニューのシステム→システム管理→Synaptic パッケージマネージャー を選んで起動し、レポジトリのmultiverseにチェックマークを追加してから、検索アイコンを選んでpovrayと入力し、ボタンを押して検索を実行する。povrayが数種表示されるので、それらにチェックマークを入れて走らせれば、数分間でインストール完了。
ただそれでも、メニューバーからのプログラム一覧にはPOV-Rayは現れない。
走らせたいシーンファイルが/home/******/*.povであれば(/home/******/は、*.povのプロパティ表示させた際に示されるディレクトリ階層)、端末を起動し、そこに povray /home/******/*.povと打ち込んでEnterキーを押せば走ってくれる。できたイメージはhomeディレクトリにpngファイルで保存されている。なんとも、1990年頃のパソコン操作に戻ったみたいではある。
まだ十分勉強してはないけど、オプションをシーンファイルの後に付け加える、横2000ピクセル縦1500ピクセルの場合は「 +W2000 +H1500」など。
ただし、isosurafaceを使ったシーンファイルのレンダリングなど、むちゃくちゃ早い。2~3日かかっていたものが2~3時間でできる。同じPentium4 2.4GHzとは思えないほど。
Windowsでシーンファイルを完成させ、それをLinuxでレンダリングするという使い方なんだろうな。
そこでインターネット検索し、Ubuntu日本語フォーラムを見つけ、無事インストールできた。
http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=624
要は、馬鹿チョンでプログラムインストールができるよう「Synaptic パッケージマネージャ」なるものが用意されていて、それを使えばPOV-Rayは半自動的にインストールできる。
メニューのシステム→システム管理→Synaptic パッケージマネージャー を選んで起動し、レポジトリのmultiverseにチェックマークを追加してから、検索アイコンを選んでpovrayと入力し、ボタンを押して検索を実行する。povrayが数種表示されるので、それらにチェックマークを入れて走らせれば、数分間でインストール完了。
ただそれでも、メニューバーからのプログラム一覧にはPOV-Rayは現れない。
走らせたいシーンファイルが/home/******/*.povであれば(/home/******/は、*.povのプロパティ表示させた際に示されるディレクトリ階層)、端末を起動し、そこに povray /home/******/*.povと打ち込んでEnterキーを押せば走ってくれる。できたイメージはhomeディレクトリにpngファイルで保存されている。なんとも、1990年頃のパソコン操作に戻ったみたいではある。
まだ十分勉強してはないけど、オプションをシーンファイルの後に付け加える、横2000ピクセル縦1500ピクセルの場合は「 +W2000 +H1500」など。
ただし、isosurafaceを使ったシーンファイルのレンダリングなど、むちゃくちゃ早い。2~3日かかっていたものが2~3時間でできる。同じPentium4 2.4GHzとは思えないほど。
Windowsでシーンファイルを完成させ、それをLinuxでレンダリングするという使い方なんだろうな。
大きなホンコンXmasツリーの勧め ― 2007/12/09 09:07

今年も12月、さっそくXmasツリーを飾った。
我が家のツリーは、丈が170cmもあるプラスチック製、いわゆるホンコンである。娘が生まれて初めてのXmasに、ダイクマで見つけて買ってきたもの。それを妻が見て、「キャバレーではあるまいし・・・」
でも、今はとても喜んでいる。学校の工作で作ったもの、友人からもらったもの、お祖母ちゃんが作ってくれたもの・・・いろんなものがいっぱいぶらさがっている。Xmasつりーは、想い出の数々で飾られている。
あと、生の木では、毎年切られる若木が可哀想である、ホンコン製であればそんなことはない、TLCO2(生涯CO2)負荷から考えると、ホンコンのほうが絶対「地球に優しい」
娘が小さい頃、クリスマスの朝、ツリーの根本にプレゼントを見つけて、「ワー、サンタさんからもらったよ」と喜んでいた頃が懐かしい。
大きくてホンコンのXmasツリーは絶対お勧め、あなたの家ではどうされています?
つぃにLinuxマシン ― 2007/12/07 22:58

私もついにLinuxを始めた。
何のことはない、前のP4マシンにインストールしたもの。Ubuntu7.10日本語ローカライズドDesktopCD付属の冊子\1,575を見つけ、それを使ってLinuxをインストールした。超簡単で時間もかからなかった、Windowsのぎょうぎょうしく半日かかるインストールとは大違い。
前のP4マシンは、電源ユニットが壊れたのがわからず色々ハードをいじりながらインストールし直したりしたものだから、Windowsが使えなくなってしまった。マイクロソフトはハードをいじっての再インストールを認識させるようなカバーなどしようともせず、いわばWindowsを自爆させて、3万円近いOSを買い直せという。あるいは何がメリットだかわからないやたらと高性能マシンを要求するWindows Vistaを売り出す、嫌になってしまっていた。
それに、いろいろとインストールするほどにだんだんおかしくなってくる、高性能(3200+GHzCPU)にもかかわらずワクチンソフトでやたらと遅く動作が重くなる、そんなところにUbuntu LinuxインストールCDを見つけたのだ。
LinuxはUnixライクと思いこんでいたがそんなことはない、Windowsライクでもある。周辺機器のためのドライバも勝手にインストールしてくれる、様々なソフトもフリーでほぼ揃う、動作も軽快である。
Unixの特徴である、ファイルやフォルダの権限についてマスターすれば、私のような定年に近い者でも使えそうである。世の中、便利になったものだ。
遊び ― 2005/05/25 12:20
わたしはJR東海道線で通勤しているのだが、今朝は横浜駅の信号故障とかで朝から全く鉄道が動かず、結局3時間半遅れの列車で、2時間ほど遅れての出社となった。
交通システムは、その影響が甚大であるにもかかわらず、よく事故が起きる。信号故障などのシステム自体の不具合だけでなく、人身事故や線路内への立ち入り、踏切事故、運行妨害、あるいは強風で飛んできたシートが架線にからまった、沿線で火事が起きた等、様々な1点での事故がラインを遮断し、広範囲の交通システム機能を麻痺させる。それは交通システムにとどまらず、都市機能に様々な負の影響が及んで行く。今朝、携帯電話で会社に電話を入れる人の如何に多かったことか。
まさに都会の脆弱性そのものであり、交通システムあっての東京メガロポリスであることがわかる。
この脆弱性を克服する手法には、二つ考えられる。
一つは2重化である。例えば、東海道線がダメでも横須賀線で、といったものである。もっとも、今朝は、横須賀線も同様にダウンしたようなので、必ずしも克服できる訳では無い。
もう一つは遊びである。何でも少し余裕代を見込んでおくのだが、これは経験者の智慧であり、古来、賢人が採用してきた手法でもある。例えば車のブレーキなど、遊びがなければ運転できるものではない。
もっとも、一番必要なのは、ちょっとしたことにカリカリしない心の余裕、遊び心かな。
交通システムは、その影響が甚大であるにもかかわらず、よく事故が起きる。信号故障などのシステム自体の不具合だけでなく、人身事故や線路内への立ち入り、踏切事故、運行妨害、あるいは強風で飛んできたシートが架線にからまった、沿線で火事が起きた等、様々な1点での事故がラインを遮断し、広範囲の交通システム機能を麻痺させる。それは交通システムにとどまらず、都市機能に様々な負の影響が及んで行く。今朝、携帯電話で会社に電話を入れる人の如何に多かったことか。
まさに都会の脆弱性そのものであり、交通システムあっての東京メガロポリスであることがわかる。
この脆弱性を克服する手法には、二つ考えられる。
一つは2重化である。例えば、東海道線がダメでも横須賀線で、といったものである。もっとも、今朝は、横須賀線も同様にダウンしたようなので、必ずしも克服できる訳では無い。
もう一つは遊びである。何でも少し余裕代を見込んでおくのだが、これは経験者の智慧であり、古来、賢人が採用してきた手法でもある。例えば車のブレーキなど、遊びがなければ運転できるものではない。
もっとも、一番必要なのは、ちょっとしたことにカリカリしない心の余裕、遊び心かな。
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