クリアランス制度と低レベル放射性廃棄物 ― 2006/09/29 21:55
今日、会社で回覧されてくる雑誌の記事に驚愕した。クリアランス制度なるものが実行されようとしている。一字違いだが、デパートのクリアランスセールとは大違い、経済産業省のホームページにそのレポートがある。
http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g40914a01j.pdf
一言で言えば、原発から出る低レベル放射性廃棄物を、普通の産廃として、処分したりリサイクルしたりしようというものだ。
放射能汚染の本当の怖さは、一過的な外部被爆でなく内部被爆にある。巡り巡って体内に取り込まれた放射性物質は、とりついた体内で放射能を出し続け、痛めつけ続ける。だからこそ放射性廃棄物は厳格な管理を当然としてきたのではなかったか。内部被爆を意図的に無視してその縛りを無くそうとしている。リサイクルなど悪乗りもいいところで、管理も何もあったものではない。目先の経済性という悪魔に魂を売り渡してしまったのだろうか。
放射能はやがて畑や海を汚染し、町中にはびこり、食物連鎖の頂点に立つ人間に濃縮されて入り込む。癌に怯え、五体満足な赤ちゃん誕生が希な時代を招き寄せようとしている。
放射性廃棄物に関する報道は、TVや新聞で見たことがない。日本のマスコミはいったい何をしているのか、箝口令がしかれているのだろうか、疑問に思うところである。
-第1種放射線取扱主任者免状を持つ者として-
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://cyberbust.asablo.jp/blog/2006/09/29/542443/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。