娘と八ヶ岳日帰り登山 ― 2009/07/25 00:21

7月12日、櫛形山からまだ一週間しか経っていないが、娘と急遽話がまとまり、八ヶ岳に日帰り登山してきた。
「日帰り登山でアルペン気分を満喫したい」と言う。そこで、観音平に車を置き、編笠山から権現岳、三ッ頭と、ぐるっと一周することにした。
まだ梅雨で、雨を覚悟して登ったが、権現岳から三ッ頭までわずかに降られたものの大したこともなく、編笠山から権現岳にかけて、彼方までの眺望を満喫できた。編笠山の原生林は見事であった。権現岳手前のギボシあたりは楽しい鎖場続きで、高山植物も咲き乱れて最高、写真撮りまくりでずいぶん時間をかけてしまった。
それにしても娘の速いこと、登山地図のコースタイムの0.7掛位で登る私が負けじと頑張らねばならなかった、三ッ頭から下ってササスベリあたりでは、ブヨが集ってくるからとピュンピュン先を行くので大変、やはり若さには敵わない。そこらあたりは登山地図のコースタイムの0.4掛!で歩き抜いてしまった。
帰りに、小淵沢IC近くの道の駅/つたの湯の温泉露天風呂に浸かり、汗を流して帰路についた。つたの湯の泉質はやわらかく、娘も大満足であった。
6:30 観音平1560m出発
7:45 押手川分岐(素晴らしい原生林)
8:50 編笠山山頂2524m(360°の展望)
9:30 青年小屋2380m
10:00 ノロシバ2530m(ここらからギボシに続く岩場、お花畑)
11:10 権現岳2715m(山頂は片側が切り立った岩、剣が天に向けて立つ)
12:00 三ッ頭2580m
12:40 木戸口公園2240m
13:30 八ヶ岳神社分岐1580m(八ヶ岳横断歩道に出る)
13:50 観音平帰着
「日帰り登山でアルペン気分を満喫したい」と言う。そこで、観音平に車を置き、編笠山から権現岳、三ッ頭と、ぐるっと一周することにした。
まだ梅雨で、雨を覚悟して登ったが、権現岳から三ッ頭までわずかに降られたものの大したこともなく、編笠山から権現岳にかけて、彼方までの眺望を満喫できた。編笠山の原生林は見事であった。権現岳手前のギボシあたりは楽しい鎖場続きで、高山植物も咲き乱れて最高、写真撮りまくりでずいぶん時間をかけてしまった。
それにしても娘の速いこと、登山地図のコースタイムの0.7掛位で登る私が負けじと頑張らねばならなかった、三ッ頭から下ってササスベリあたりでは、ブヨが集ってくるからとピュンピュン先を行くので大変、やはり若さには敵わない。そこらあたりは登山地図のコースタイムの0.4掛!で歩き抜いてしまった。
帰りに、小淵沢IC近くの道の駅/つたの湯の温泉露天風呂に浸かり、汗を流して帰路についた。つたの湯の泉質はやわらかく、娘も大満足であった。
6:30 観音平1560m出発
7:45 押手川分岐(素晴らしい原生林)
8:50 編笠山山頂2524m(360°の展望)
9:30 青年小屋2380m
10:00 ノロシバ2530m(ここらからギボシに続く岩場、お花畑)
11:10 権現岳2715m(山頂は片側が切り立った岩、剣が天に向けて立つ)
12:00 三ッ頭2580m
12:40 木戸口公園2240m
13:30 八ヶ岳神社分岐1580m(八ヶ岳横断歩道に出る)
13:50 観音平帰着
登山ツァーに思うこと ― 2009/07/25 01:30

この登山で、異様なものを見かけた。
中高年の登山ツァーである。
権現岳に着いた頃、ポツポツと雨が降り始めた。見るとはるか下の三ッ頭に、2~30名の団体が居る。
50分ほど下って三ッ頭に着いたところ、なんとその団体がまだいて、何人か議論している。挨拶をしても、なかなか道を空けようともせず、登山道をふさぐようにたむろしている。やがて、雨もたいしたことも無くなったためか、団体は登っていった。
皆新しそうなカラフルな雨具を身につけてはいるが、どうみてもほとんどが中高年、山のマナーも乏しいし集団としての規律も無い。観音平に戻ると、大型観光バスが駐車している。なるほど、あの団体は我々と逆コースを行く登山ツァーだったのか、と納得した。
しかし、何故はじめに延々とつらい三ッ頭までの登りをさせるのか。
何故ギボシの岩場を下るのか、岩場は登るより下るほうが危険なのに。
昼を過ぎてもまだこれからが本格的な登りに入るのか、何故早朝出発し、昼過ぎには目的地に着くという登山の鉄則を守らないのか。
理解に苦しむところである、もしかしたら、山小屋を利用して、赤岳のほうに抜ける計画なのかもしれない。
そんな矢先、トムラウシの悲報を知った。
私には、経験も能力もマチマチの人達を募って、大勢で山に登ることなど、恐ろしくてできない。
日頃の鍛錬あればこその登山と思うし、メンバーの体調や山を熟知していればこそのガイドではないかと考える。
中高年の登山ツァーである。
権現岳に着いた頃、ポツポツと雨が降り始めた。見るとはるか下の三ッ頭に、2~30名の団体が居る。
50分ほど下って三ッ頭に着いたところ、なんとその団体がまだいて、何人か議論している。挨拶をしても、なかなか道を空けようともせず、登山道をふさぐようにたむろしている。やがて、雨もたいしたことも無くなったためか、団体は登っていった。
皆新しそうなカラフルな雨具を身につけてはいるが、どうみてもほとんどが中高年、山のマナーも乏しいし集団としての規律も無い。観音平に戻ると、大型観光バスが駐車している。なるほど、あの団体は我々と逆コースを行く登山ツァーだったのか、と納得した。
しかし、何故はじめに延々とつらい三ッ頭までの登りをさせるのか。
何故ギボシの岩場を下るのか、岩場は登るより下るほうが危険なのに。
昼を過ぎてもまだこれからが本格的な登りに入るのか、何故早朝出発し、昼過ぎには目的地に着くという登山の鉄則を守らないのか。
理解に苦しむところである、もしかしたら、山小屋を利用して、赤岳のほうに抜ける計画なのかもしれない。
そんな矢先、トムラウシの悲報を知った。
私には、経験も能力もマチマチの人達を募って、大勢で山に登ることなど、恐ろしくてできない。
日頃の鍛錬あればこその登山と思うし、メンバーの体調や山を熟知していればこそのガイドではないかと考える。
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