丹沢山行き2006/08/15 21:07

新大日から塔ノ岳へ

昨日、山に行ってきた。
盆休みとは言っても、家族サービスもあってなかなか忙しい。9時過ぎに家を出発、夕方5時には戻らねばならない。そこで、手近な丹沢にした。大倉/滝沢園から山道を走って新芽山荘脇の広場に車を停め、登山の装いに着替えて、空身でそこから戸沢-行者ヶ岳-新大日-塔ヶ岳1491m-花立-天神尾根-戸沢と一周した、標高差丁度1000mを登って下る、歩くこと3時間半。
http://www.chizumaru.com/maplink.asp?SER=all&D=all&X=501042.542&Y=127549.68&SCL=7343

せっかく晴れたと喜び勇んで出かけたのに山の上では生憎の雨、ほとんどは鬱蒼とした木立に遮られて雨も届かなかったが、表尾根道は本降りで、パンツまでビショビショになってしまった。もっとも、戸沢から行者ヶ岳へのきつい登りで、汗でとうにビショビショだったけれども。

ただひたすらに登り、下るだけ。何故そんなに無理して山に行くかというと、体がリフレッシュされるから。今日は、食欲・体調・精神・・・皆快調である。
山の霊気を吸うからか、激しい運動が体を目覚めさせるからか、自然の中で心が抑圧?から解放されるからか。
メカニズムはわからなくても成果は間違いない。弱り、へたってきた自分を回復させるには、山行きが一番である。

丹沢の鹿2006/08/15 21:49


昨日の山行きで気になったことがある。

激しい登りを経て行者ヶ岳山頂近くで、鹿の糞を見つけた(写真)。
ああ、獣道なんだな、と納得しながら山頂に辿り着き、昼食に用意したおにぎりをほおばった。ふと見ると、足下の草に埋もれて白いものがある。よく見ると、大きな臼歯の並んだ鹿のドクロだった。
「南無阿弥陀仏」と唱えて、早々にそこを立ち去った。

そのうち丹沢の表尾根道に入ると、道の北側にやたらと鉄網フェンスが張り巡らされている。「里山の開発で追われた鹿の食害から守るため・・・」そんな看板が添えてある、尾根道沿いにずーっと続いている。

ある戦いがそこに繰り広げられているのを知った。